悩んで選ぶことさえ楽しい、ストレスなく終わって寂しいほどの家づくり。
Q 家づくりのきっかけを教えてください。
結婚して今後の人生を考えた時に「家は早いほうがいいんじゃない?」ということで考え始めました。
建売ではなく、自分たちの意思が反映できる家づくりが大前提。
シンプルハウスは、チラシやインスタで見て覚えていました。
3つほど回って、フィーリングと、設計士さんの対応がすごく良かったのが大きな決め手になりました。
若くて「経験はまだこれからで」と本人も言ってらしたけど、逆に誠実さやなんでもやってくれようとトライする姿がいいなと思いました。
分からないことを「ちゃんと分からないので調べます」と言ってくれて、うやむやに分かったふりをすることなく、そこは信頼できるなと思ったポイントです。
Q こだわりポイントを教えてください。
外壁の塗り壁、これは絶対でした。窓のない正面のデザインは設計士さんの強い推しでもあったのですが、やって良かったと思います。
玄関は光が入るようにガラスの入ったドアにして、足元にフィックス窓を。賃貸が真っ暗な玄関だったのが嫌で、電気がなくても見える理想が反映できたかな。
母と同居しているのですが、足音や寝るタイミングが違ったりするかなと、母の部屋の上には何もないように。プラベートは分けたほうがいいかなと、私たちの友人が来ている時などにリビングを通らなくてもいいように、水回りへアクセスできるようにも考えました。
書斎をもともとは個室にする予定でしたが、一つの部屋を寝室と書斎に壁で区切って、上を開けることでエアコンも一つで済むようにつくりました。
トイレにはこだわりました。落ち着きやこんな感じがいいというところは、個室なので余計にあったかな。全体的にどちらかというとラグジュアリーよりはカジュアルで、あたたかみがある感じを目指しましたが、トイレだけはラグジュアリー感が強いかな。
Q 間取りを組み合わせ、仕様をセミオーダーする家づくりはいかがでしたか。
正直それでも選ぶ要素はたくさんありました。家のカタチに立体感がほしいとかなると難しいかもしれませんが、こうじゃないと嫌というのがなかったので逆にやりやすかった。この中から選んでというのは、僕らには合っていたと思いますね。
回遊動線のカタチなどは絵を描いたりしましたが、生活動線をベースに考えてくれたのは基本、設計士さん。実際便利ですね。
Q 住まれてみていかがですか。
完成して感動もですが、早く住みたい!生活に慣れてみたいと思いました。好きがいっぱい入っているので、余計に。
賃貸との比較になってしまいますが、段違いです。
印象的だったのが、休みの日にどこかへ行くのも好きだけど、ゆっくりと家でくつろぐのもいいなと言っていて。
窓を開けてカーテンが見えるのも良くて、光のある時がいいですね。風が入ってきた時の柔らかさを感じる、明るいリビングで過ごすのが好きになりました。
家を実感してそういう意味では、生活のクオリティも上がったのかな。
慣れてきて小さなことですが、コンセントやニッチの位置など、生活してみて自分たちの癖が反映するところはあるなと思います。
今こうしておけばと思うことも、家づくり終盤ではどこで費用を抑えるかを考えているので、そこまでの考えが及ばないのが難しいですね。
Q お気に入りの場所や過ごし方を教えてください。
(奥さま)いろいろ自分の好きなテイストが入ってるのでいうと、洗面が一番好きかもしれません。
そこに座って、化粧やドライヤーなど全部をする前提で、後ろに棚を置く想定や動線も考えていました。電気だけでなく太陽の光のもとで化粧をしたくて、上にフィックス窓を付けてもらいました。間取りでこの位置にしたのも、それが一つの理由です。
(ご主人)2階廊下の吹き抜けかな。窓があって、通る瞬間にカメラを持って夕焼けを撮ったりもしますね。
(奥さま)主人がやっていることですが、庭づくりと料理です。当番制で料理をしているのですが「あれやってみたい、これやってみたい」とよく言うようになって変わったなって。お庭は、お庭のある家で育ってきてたので絶対にやりたかったみたいで。なので庭いじりや掃除をやってるのは大きいなと思います。
(ご主人)キッチンが広くなって料理はしやすいですね。お庭は木漏れ日が窓から入ってくるというのを目指して。言われてみれば、どちらもそうかもな。
Q 家づくりを振り返っていかがでしたか?
この土地を見つけてくれたのが、設計士さんなんです。打ち合わせをしていて、ふと。それですぐに見に行ってその日に契約する勢いで。
お家づくりは自分たちで考えられるけど、土地はここにほしくても出てこないので「どうしよう…」となっていた時だったので、そのタイミングと巡り合わせはすごく印象に残っています。
その後も生活のことを考えてヒアリングしてくれて、設計士さんのこだわりも集まった家に。ごり押しとかではなくて、こちらの思いを反映させた上での提案だったので、そこは安心して任せられました。
最初にピンときた信頼できるというところはそのままでしたし、これからもずっとそうだと思います。
二人の意見は一致していないこともありましたけど、7割くらい?妥協し合って。奥さんは全体感や雰囲気、僕は部分的な所にこだわりが強かったですね。
インテリアコーディネーターさんが中間に入って、組み合わせなどいろいろとアドバイスをしてくださったりも。
家づくりは友人から大変だったと聞いていたのですが、選ぶことで悩んだりはしましたけど、楽しいことを選んでるので何の苦もなくて。打ち合わせが懐かしいです。
Q これから建てる方へのアドバイスをお願いします。
最初にやりたいことを全部伝えて、プロに取捨選択してもらうのがいいと思います。そうすると金額感としてできるできないも分かるので、それほど迷うこともなかったかな。
減額できる所を探しがちなのですが、この家に住んだ時にこういう過ごし方をしたいなというポイントは削らずに考えられるといいなと思いました。そのために、もっともっとシュミレーションしておければ良かったな。少し俯瞰してみるとかも含めて。